こんな人に向けた記事です
- 東京で一人暮らしする予定がある
- 東京の一人暮らしに興味がある
- 費用の内訳が詳しく知りたい
どれか一つでも当てはまったら読む価値があります。
東京で一人暮らしするには家賃だけでなく様々な費用が発生します。なるべくなら費用は抑えたいですね。そうは言っても
- そもそもどんな費用がかかる?
- 最低限いくらお金が必要なの?
そんな疑問を持っている方はいませんか?僕も5年前に上京する時は、全く同じ気持ちでいました。事前にどのくらい費用がかかるのかを知っていれば、いざという時に心強いですよね。
そこで当記事は、「東京の一人暮らしに必要な費用と5つの項目」を解説します。この記事を読めば東京の一人暮らしに必要な費用のことがすべて分かります。
記事を読み終わる頃には、東京で一人暮らしするイメージが鮮明にできるよ。
記事を読んで分かる3つのこと
- 東京の一人暮しにかかる費用
- 東京の一人暮しにかかる5項目
- 東京の一人暮らしのよくある質問3選
運営者 しょう
不動産大家×Webライター
・東京23区の不動産大家
賃貸経営4年目・年間家賃300万円
・保有する資格
ファイナンシャルプランナー2級・証券外務員Ⅰ種
SNSのX(@syo_digital_oya)で部屋探しに役立つ情報を発信しています。
気になる記事があれば、目次をタップするとすぐに本文が読めます。
東京の一人暮らしの費用はいくら?
東京の一人暮らしに必要な費用:50万円~100万円
東京の一人暮らしを始めるには50万円~100万円の費用がかかります。なぜこんなにも金額に幅があるのでしょうか?その理由は、「距離」「部屋」「必要な家電」が人それぞれ違うからです。
- 移動する距離で引っ越し料金が変わる
- 住む部屋の家賃で入居費用が変わる
- 必要な家具・家電で金額が変わる
このような理由で必要になる金額は異なってきます。次に50万円と100万円の内訳をみていきましょう。
50万円の内訳 | 100万円の内訳 |
---|---|
家賃6万円の初期費用 | 家賃10万円の初期費用 |
必要最低限の家具・家電 | 十分な家具・家電 |
毎月10万円の生活 | 毎月15万円の生活 |
10㎞未満の近場の引っ越し | 500㎞以上の遠方の引っ越し |
入居費用や家具の購入は、調整しやすい部分なのでご自身に合った予算を決めましょう。いずれにしても50万を用意すれば、東京で一人暮らしの生活をスタートすることができます。
東京の一人暮らしの費用の項目
次に費用の項目について詳しく見ていきます。具体的な内項目をみて「私だったらこうしよう」や「僕ならこうするな」と考えながらご覧ください。
賃貸の初期費用
部屋を借りて住む時には、敷金や礼金などのまとまった費用で初期費用というものがあります。初期費用の目安は新しく住む家賃の5倍~6倍が一般的です。
費用の項目
項目 | 家賃6万円の初期費用 | 家賃10万円の初期費用 | 家賃8万円の初期費用 |
敷金 | 6万円 | 10万円 | 8万円 |
礼金 | 6万円 | 10万円 | 8万円 |
前家賃 | 6万円 | 10万円 | 8万円 |
仲介手数料 | 6万円 | 10万円 | 8万円 |
家賃保証料 | 3万~6万円 | 5万~10万円 | 4万~8万円 |
鍵交換費用 | 1万~2万円 | 1万~2万円 | 1万~2万円 |
火災保険料 | 2万円 | 2万円 | 2万円 |
合計 | 30万~34万円 | 48万~54万円 | 39万~44万円 |
家賃6万円と家賃10万円では、初期費用の合計額に18万円以上の差が出ています。これは初期費用が家賃〇ヶ月分といった、家賃を基準にして費用が決まるためです。表以外にも
- 除菌消臭費用
- 住宅用消火器
- 24時間サポート
など費用が発生する場合があります。ただし不要な項目は断ることができるので、いらないと思えば思い切って断ってもいいでしょう。
部屋を借りる時の目安は家賃の5倍~6倍って言われるけど工夫次第で安くできるよ。
初期費用を安くする方法について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
毎月の生活費
一人暮らしの生活費用の平均は、12万2,032円(※)です。
※参照 総務省統計局
全国の一人暮らしの平均生活費用は12万2032円でした(家賃を除く)。この金額をみてどう感じましたか?僕は正直「結構生活費って高いな~」と思いました。もちろん生活費用には食費や水道光熱費、普段使っているスマホ代も含まれている金額です。
費用の項目一覧は以下の通りです。
食費 | 35,418円 |
---|---|
水道光熱費 | 7,675円 |
生活用品費 | 6,954円 |
被服費 | 6,509円 |
保健医療費 | 4,683円 |
交通費 | 13,092円 |
通信費 | 7,059円 |
娯楽費 | 19,839円 |
その他(理美容・交際費) | 20,803円 |
合計 | 122,032円 |
引用 総務省統計局
表は全国平均の数値なので東京の場合もう少し高いイメージでいるといいかもしれません。いずれにせよ「どのくらい費用がかかるのか」を知っておくことは非常に大切です。
物価の高い東京は平均より高い!
実際に一人暮らしする時は、1割程度高くなると思っていいよ!
家具家電の購入費
一人暮らしする時の家具家電の購入費は、12万円~33万円です。そもそも家具家電はどういったものが必要なのでしょうか?必要な家具家電について見ていきましょう。
一人暮らしに必要な家具家電の一覧は以下の通りです。
必要な家具や家電 | 価格 |
---|---|
冷蔵庫 | 20,000円~50,000円 |
洗濯機 | 20,000円~50,000円 |
エアコン | 40,000円~80,000円 |
ベッド | 10,000円~30,000円 |
テレビ | 15,000円~50,000円 |
炊飯器 | 5,000円~15,000円 |
電子レンジ | 5,000円~15,000円 |
デスク | 5,000円~20,000円 |
照明・ライト | 2,000円~10,000円 |
カーテン・レース | 2,000円~10,000円 |
合計 | 12万4,000円~33万円 |
必要な家具家電を揃えると12万円~33万円の費用がかかります。全て新品を揃えるのも良いですが、費用を押さえていならフリマサイトの「メルカリ」や、リユース店の「セカンドストリート」がおすすめです。
・フリマサイト「メルカリ」
メルカリなら手数料無料で購入することができます(手数料は出品者負担)。いまなら登録するだけで500ポイントもらえるキャンペーンを実施しています。登録する時はクーポンコード「BXNPDH」を忘れずに入力してください。
登録はこちらから【メルカリ公式サイト】
②リユースショップ「セカンドストリート」
セカンドストリートなら、全国800店舗を展開していてまだまだ綺麗で使える家電をお得な料金で買うことができます。家具家電だけでなく、衣料品も多く取り扱っていてよく利用しています。
お近くのセカンドストリートの場所はこちらから検索できます。
メルカリやセカンドストリートを使って、上手に家具家電の費用を節約しよう。
生活用品の購入費
次に生活用品にかかる購入費用を見ていきます。生活用品の購入費は、おおよそ1万円~5万円です。価格は年齢や性別、こだわりの有無によって多少個人差はありますが、価格帯を確認しておくのが大切ですね。費用の内訳は以下の通りです。
生活用品 | 価格 |
---|---|
寝具セット | 10,000円~20,000円 |
調理器具 | 3,000円~8,000円 |
食器類 | 2,000円~5,000円 |
掃除用具 | 1,000円~3,000円 |
洗剤・トイレットペーパー | 1,000円~2,000円 |
タオル類 | 1,000円~3,000円 |
合計 | 約1万8,000円~4万1,000円 |
生活用品は家具家電と違って一つ一つの価格は安いですね。ただしこだわりが強いと価格は大きく変動します。例えば、「寝る時のベッドはある程度良いものが欲しい」や「食器は欧米のものを揃えたい」などがあります。ご自身のお財布と相談しながら生活用品を検討してみてください。
100円ショップや3COINSを使うと生活用品の購入を安く済むよ。
・100円ショップ「ダイソー」
引用 ダイソー (daiso-sangyo.co.jp)
お近くのダイソーの店舗の場所が知りたい方はこちらから検索できます。
②3COINS(スリーコインズ)
引用 3COINS
お近くの3COINSの店舗が知りたい方はこちらから検索できます。
引っ越し費用
5つ目は引っ越し費用です。引っ越し費用は距離や時期によって変動しますが、約2万円~10万円かかると思っておけば大丈夫です。ただし荷物の量が極端に多い方や、土日や連休など引っ越しの要望が殺到する日は料金が高くなるので注意してください。
引っ越し費用の一覧は以下の通りです。
引っ越し料金の目安 | ||
---|---|---|
通常シーズン(5~1月) | 繁忙期(2月~4月) | |
10km未満 | 約15,000円~20,000円 | 30,000円~40,000円 |
50km未満 | 20,000円~25,000円 | 40,000円~50,000円 |
100km未満 | 30,000円~40,000円 | 50,000円~60,000円 |
300km未満 | 50,000円~55,000円 | 60,000円~70,000円 |
500km程度 | 80,000円以上 | 100,000円以上 |
引っ越し料金はタイミングによって大きく変わるよ。引っ越し業者を選びに迷ったら業者一括見積もりがおすすめ。
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